staff #781 山根 範子
皆様、あけましておめでとうございます。
新4年の山根範子です。
OB、OGの皆様、保護者の方々をはじめとして、日頃から東京大学アイスホッケー部を応援してくださる皆様に心より御礼申し上げます。本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
スタッフながらもこうして文章を書く機会をいただけることを光栄に思います。
あっという間に新体制を迎えてから1ヶ月が過ぎ、1日1日を大切にしなければならないと感じています。
私の決意、1つ目はホッケーに関して。と言いたいところですが、私にはオンアイスの時間がないので、1つ目はスタッフの仕事に関して。
「仕事に対して貪欲に向き合うこと」です。
入部したときから早く上達して一人前になりたいという思いで、いつでもマネージャーの仕事に対して貪欲に取り組んできました。
しかし他のプレイヤーも今まで貪欲にホッケーをしてきたと思いますが、残り1年まだまだやる事はたくさんあるはず。私も「プレイヤーではないから」「ホッケーの技術で成長できることはないから」と妥協せず、まだまだやれる事があると思います。
昨年度1年間は里佳さん、ゆまさんが卒部してからの1年で、スタッフとして仕事を回していくことだけでたくさんの苦労があり、今まで後輩としてたくさんのわがままを言わせていただいていたことに気が付きました。本当にありがとうございました。
自分がたくさん葛藤し、正解が見えなかった中で、後輩たちは去年1年間でめきめきと成長を見せてくれました。今年新体制を迎え、スタッフとして良いスタートが切れていると感じています。
私が大切にしていることは、叱るのではなく前向きな声掛けをすることです。
一人ひとりが周りを見て、自分が出来ることは何かを考えて行動してくれているチーム作りのきっかけになっていたら嬉しいです。
そして今年一年は、前向きな声掛けはそのまま大事にしながら、大切なことはしっかり伝えていくことを頑張ります。
また後輩たちが進んでやってくれる仕事も、慢心せず、むしろ後輩からも学ぶ勢いで仕事をしたいです。
昨年では実現できなかった色々な仕事も、スタッフみんなで形にしていけたらと思います。
2つ目はチームに対して。
「気付いたことを行動に移すこと」です。
私は気づくことが得意だと自負している反面で、自信がないために行動できないことがあります。
追加でビデオを撮った方が良いかとか、ホワイトボードのペンのインクが出にくくなっているだとか、次の枠もあるのに製氷をされていないだとか。
本当に小さなことかもしれないけれど、なんとなく気付いているのに行動に移せずに後悔したことがたくさんあります。
気付いたことを言葉にしたことで、失敗したと思ったこともありますが、きっとやらないよりもやったほうが、「Now or Never」で後から考えたときに後悔は少ないと思います。
気付けることはリスクマネジメントができるということでもあります。
後輩たちがのびのびとホッケーを頑張れるように、ラストイヤー後悔しないように、大切だと思ったことは恐れずに口に出すことを頑張ります。
最後、3つ目は「自分が最高に楽しむこと」です。
1、2年生のころ、仕事に対しては前向きだった一方で、部活に対して、チームに対して前向きになれる瞬間は少なかったと思います。試合で勝っても負けても、他人事のように感じる瞬間が多く、自分がチームのメインプレイヤーでないために「何のために部活動をしているのか」と自問自答する日々も多かったです。
去年の秋大会の上智戦、負けた時のみんなの悔しい表情が、どんな感情なのかを自分も初めて知りました。
大学生活も半ばを過ぎてやっと、チームの一員である実感が湧いたのだと思います。
「悔しい」が分かった自分は本当の意味での「楽しい」「嬉しい」も分かってきたような気がします。
スタッフのみんなと仕事が出来て、プレイヤーを支えることができるのは楽しいですし、七大戦でチームの一員として優勝できて、プレイヤーの成長を見ることができたのは嬉しかったです。
単純なことですが、私にとって自分が楽しんで部活動をすることは、より″チームのため″を考えられること、そして執行代として責任ある行動を取れることに繋がっていくと思います。
今年の終わりには、自分もアイスマンだ!と言えるくらい、ホッケーも部活動も楽しみ尽くします!!
1年間どうぞよろしくお願いします。