【決意2024 VOL.1】安酸 慶

staff  #216 安酸 慶

 

昨年度は、多くのご支援およびご声援をいただき、ありがとうございました。
関係する多くの皆様には、日々の練習や合宿はもちろん、出場する大会においても、様々な形でご協力をいただき、心からお礼申し上げます。

東京大学アイスホッケー部に入部して、早いもので3年目を迎えました。
アイスホッケーに興味を持ったのは、大学1年生の11月でした。コロナウイルスの感染拡大により授業がすべてオンラインとなり、外出もままならず閉塞感の漂う生活を送っていました。そんな中、動画ではありましたが、凍てついた氷上で高い熱量を持ったアイスホッケーという競技に魅力を覚えたことが、東大アイスホッケー部へ入部させていただいたきっかけでした。

私の考えるアイスホッケーの魅力は(選手ではないため、的を射ないかも知れませんが)、選手自身が生み出す圧倒的なスピード感や、見る人の目を奪う激しい攻防によるスリルにあります。また、氷上の競技である制約から生まれるのだと思いますが、氷の上に描かれる大小様々な曲線が、1つのパックを追い求めた結果それぞれの形で重なり合う様子は、何とも表現しがたく印象的です。

今までの3年という歳月の中で、より一層その魅力を知ることができ、アイスホッケーは単なるスポーツという枠を超えて、私の中でかけがえのないものになりました。
そして、東京大学アイスホッケー部は私にとって、成長の機会をいただける場所でもあります。
日々の練習を怠らず、氷上で懸命に戦うプレーヤー。そのプレーヤーを支えるべく誇りを持って活動するスタッフ。高い意識と志を持った仲間と過ごせるのは、本当に恵まれたことだと日々感じています。
そのような思いを胸にしながら、これからの残り1年を倦まず弛まず、全力で駆け抜けたいと思います。

最後に、重ねて恐縮ですが、今年度も東京大学アイスホッケー部にご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。