【決意2024 VOL.3】増澤 慶祐

経済学部/渋谷教育学園渋谷
FW #21 増澤慶祐

 

「宣誓、我々、選手一同は、今まで支えてくださった全ての人に感謝をし、正々堂々プレイすることを誓います。」

 

これは、昨年末の京大戦において京大の谷主将が行った選手宣誓の挨拶文である。正直に言うと、一年前の自分であれば、この意味を生半可にしか理解できず、自分事として実感することはできなかったと思う。

 

しかし、部活人生が折り返しを迎え終盤に差し掛かる中で聞くと、自分の部活人生がいかに周りの人々に支えられてきたのか、そして自分が現在いかに貴重な時間を過ごしているのかを重みをもって実感する。

そのため、遅ればせながらではありますが、まず初めに、私のアイスホッケー人生に関わってくださった全ての人に感謝を申し上げます。そして、今までご迷惑をおかけした皆様、申し訳ない気持ちと共に、そんな自分を許し、成長の機会を与えてくださりありがとうございました。

そんな中、早速スイス留学に行ってしまうため、“コイツは何を言っているんだ”、“ふざけてるのかコイツは”と思う人もいるはずだ。そのような意見が出ることは至極真っ当だと思う。しかし、そんな中でも、自分なりの感謝と自分の覚悟を表現したい。

 支えてくださった皆様への一番の恩返しは自己成長を遂げ、それを部や社会に還元することだと思う。それは、部活動に閉じたことではなく、この1年間の全てに関わってくることである。人間として成長し、その成果を還元するためのポイントを以下に記していく。

1.Now or Never

目の前の時間を大切にする。これが今年自己変革できるかどうかを分ける。

今年のチームスローガンでもあるNow or Neverは、自分に決定的に足りない部分をよく表していると思う。行動する前に深く考えこみ、悩む習性のある自分は、この言葉をマントラのように唱え、とにかく行動し続ける必要がある。

スポーツは飛び飛びの結果が目立ちやすいが、その間の過程には膨大な努力量と費やした時間が潜んでいる。結果に嘆くことがあっても、その過程で最大限出し切ったと誇れるのか。

残り一年、スイスにいる間も日本にいる間も、ホッケー外でもホッケー内でも、目の前の時間を一生懸命に生きたい。

 2.オーナーシップ

自分が宣言したことは責任をもって実行していく。ギリシャ神話のアトラスの彫刻を見たことはあるだろうか。あの像のように、世界を背負うほどデカい背中で語るようになりたい。

 3.コミュニケーション

最後のポイントは、チーム目標のコミュニケーションである。私はコミュニケーションのイニシアティブを取ろうとする姿勢が足りない。性に合わないかもしれないが、全員に対して、あと一歩踏み込んで関わっていきたい。現実的には無理な部分はあることを承知の上で、一年生から四年生まで、みんなで一緒に部を作り上げていけると感じることができるような環境づくりに尽力したい。

 最後に、言葉を並べるよりも結果で示したい。

並木さんの決意を読むと、現役のプレイヤーがプレイ以外で語ろうとするなんて生温いと記していた。読んで素直にカッコいいと思ったが、自分はプレー面について一言も言及していない以上、全ての側面で成長してみせたい。

アイスホッケーも人生も、全部結果で語っていきます。