6月11日(日)に行われた秩父宮杯第70回関東大学アイスホッケー選手権大会・上智大学戦の結果をお知らせいたします。
●東京大学 4-5 上智大学○
1P 1-1(G#7 A#24 #23)
2P 1-2(G#13 A#45 #87)
3P 2-1(G#24 A#88 #34/G#34 A#24)
OVT 0-0
PSS 0-1
Game Sheet:https://tihf.jp/doc?did=168647980227541700
以下、部員による試合の振り返りです。
本戦の相手は上智大学でした。2023年度秩父宮杯決勝リーグ初戦で、目標の優勝のためには落とせない大事な試合でした。
第一ピリオド
立ち上がりは、若干動きが硬くピンチを招く場面も散見された一方で、ピリオド中盤にかけてチャンスを作る機会もみられ、どちらが先に試合のリズムをとってもおかしくない試合展開でした。そんなピリオド中盤、自陣でのマークのずれをつかれ、上智大学にフリーな状態でシュートを撃たせてしまい、先制されてしまいました。しかし、数分後、#24尾畑のセンタリングにドンピシャに合わせた#7金森のワンタッチのシュートが上智大学のゴールネットを揺らし、東京大学が追いつき、1-1のまま、第一ピリオド終了を迎えました。
第二ピリオド
脚を動かして走り勝とうと望んだ第二ピリオドでしたが、ペナルティをとられ、4vs5の苦しい局面で上智大学にリバウンドを押し込まれリードを許してしまいました。失点直後、流れをそのまま渡すことはなく、#13李の気迫のプレーでパックをゴールに流し込み、追いつくことができましたが、その数分後、味方同士の交錯の隙をつかれ、上智大学にフリーのシュートを許してしまい上智大学に再度リードを許し、2-3となったところで第二ピリオドが終了しました。
第三ピリオド
絶対逆転するという強い気持ちをもって臨んだ第三ピリオドでは、相手のペナルティにより、5vs4のパワープレーを得ることができ、敵陣中央にこぼれたパックを#24尾畑がディフェンス越しの狙いすましたシュートを沈め、スコアをタイとしたのち、再度パワープレーのチャンスを得ることができ、今度は、ルーズパックを回収した#34澤邉が中に持ち込み逆転のゴールネットを揺らすことに成功しました。最後守り切れば勝利という中で、立て続けに不用意なペナルティを献上してしまい3vs5の圧倒的な人数不利のなか、こらえることができず、リバウンドをたたかれて、上智大学に同点ゴールを許してしまいました。その後人数不利は続いたもののリードは許さず、4-4で引き分けの延長戦(オーバータイム)に試合結果を持ち越す展開となりました。
延長戦(オーバータイム)
5分間の3vs3で戦う延長戦(オーバータイム)は先にゴールを決めた方が即勝利というルールで行われました。第三ピリオドでの東京大学のペナルティが持ち越されたことで、序盤3vs4の人数不利で始まりましたがしっかり守り切り、人数同数になった後は東京大学が試合の流れをつかみチャンスを量産する展開となりますが、最後のゴールが遠く4-4で時間切れとなり、試合の行方はペナルティシュートアウトにより決されることとなりました。
ペナルティシュートアウト(PSO)
各チーム代表五人がキーパーと1対1で対峙し、ゴール数を競うPSOは#30山口の好セーブと#87中村・#23山口の華麗なゴールが生まれ、5人終了時2-2でサドンデスに持ち込まれる展開となりました。サドンデスでは先攻の東京大学は#88竹本が敵キーパーを抜くとこまではいくも、惜しくもパックをこぼしてしまい決めきれず、後攻の上智大学#24にゴールを許してしまい、PSOの合計スコア2-3で試合のトータルスコア4-5で上智大学に敗戦を喫することとなりました。
今試合も今まで通り、多くの皆さんの声援をいただき、部員一同全力で試合に臨むことができたものの、応援してくださった皆様に東京大学勝利の光景をお見せすることができず、部員一同非常に悔しい気持ちでいっぱいです。しかしながら、今大会の残り2戦を勝ち切ることができれば、まだ優勝の可能性は残されているので、この悔しさから立ち上がり、皆さんによい結果をご報告できるよう残り2戦全力で戦って参りますので今後とも応援よろしくお願いいたします。
#42 廣川優真
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