【氷上の追憶2021 VOL.3】高瀬 滉平

工学部/都立国立
FW #10 高瀬 滉平

あけましておめでとうございます。旧年中は皆様に大変お世話になりました。誠にありがとうございます。

ついに僕が氷上の追憶を書く番になった。時間の流れは非常に早く感じるもので、新歓氷上で初めて氷に乗り、スケートしたことが昨日のことのように思える。四年間の総括ということで入部から振り返ってみる。

最初のきっかけは高校の先輩がアイスホッケー部にいたことだった。浅沼さんに誘われて行った新歓では転びまくっているだけだったけど、それすら楽しくてずっとワクワクしていた。その当時の写真を尊敬する安東さんを添えて載せておきます。

深夜練と聞いた時はびっくりしたがあまり深刻に考えておらず、アイスホッケーの楽しさ、ワクワク感、非日常感にひかれて、半分勢いで入った。家が他の部員より圧倒的に遠いにも関わらず。

1年生の前半は車の免許を持っていなかったので、浅沼さんに送っていただいたり、小野塚さんに近くの駅まで送っていただいたりした。ときには(いや結構な頻度で)平田さんや安東さん、遠見の家に泊めてもらった。深夜や朝一にピンポンを押しても、嫌な顔一つせずにシャワーやベッドを貸してくれる同じクラもいた。本当にいろんな方に助けていただきました。もしこれを見ていたら、改めて感謝申し上げます。

1年生の当時、僕は先輩方が一年生だった頃のプレーをよくビデオで見ていたのだが、そこで自分がどうしようもなく下手なことに気づく。先輩が1年生の頃の練習試合ではこんなにスキルの高いスケートしているのに、僕はまだ全然到達できていない。半ば焦り始めた。免許を取ったこともあり、近くの銀河スケート場までよくフリスケにいっていた。スケート場によくいる「スケートを教えてくれるおっちゃん」と話すようになり、よく一緒にスケートをしていた。

2年生の前半は一番ホッケーに集中できた時期だと思う。ビジターも行けるようになり、課題を見つけて解決していくプロセスはただただ楽しかった。それでもまだまだ下手くそだったけど。そんな中、突然部活が止まった。当時の先輩方の心情を考えると、やりきれない思いを感じる。

ここまででだいぶ長くなったので、ちょっと短く書きます。

3年生の時はコロナで、部停を余儀なくされ4ヶ月ほど氷に乗れなかった。ちょうど部活が始まるその時期に総務の重役になり、学業もタスクが多くて、本当にしんどかった思い出がある。これから部活再開だ、頑張ろうっていうのがチームの流れになっている時に、その波に乗れない自分がいた。

1月になり、ついに自分の代が始まると思いきや、いきなりのコロナの活動停止、実際に始まったのは3月だった。

その時の練習はというと、あまりいいものとは言えなかった。何かリンクに黒い靄がかかっているようにいつも感じていた。みんなが義務感で練習しているような。チームメイトが何を考えているのかわからない。間違いなく言えるのは、僕もその黒いモヤがかかる雰囲気を作り出している要因であった。

春大会期間で辞めたいといった後輩がいた。僕自身はそれに対してものすごく自分を恥じた。しんどいと思わせて申し訳ない。辞めたいと思わせて申し訳ない。負担をかけさせて申し訳ない。僕は決意で「みんなが楽しいと思える環境を作ること」と書いたが、反対な状況を生み出してしまった。結局、後輩たち自身のサポート部に残る、部に復帰するという決断により全員で今年を終えられたが、僕は非常に無力だった。

それから自分なりに陸トレを頑張ったり、氷上で声出したりと雰囲気がせめて良くなるように心がけた。ネガティブなことを後輩の前では言わないことにした。それでも後輩たちには多大な心労をかけたし、氷上でも氷上外でも支えてもらった。本当にありがとうございます。

僕自身の今年の成績で言えば、春大会は1得点、秋大会は無得点な上、救急車で運ばれ、最終戦と七大戦は風邪で自宅待機と散々な最終年ではあるが、七大戦から早々と一人で帰るバスの中で中継を見ながら、チームメイトの得点、勝利を見れて嬉しかった。

辛いこともしんどいことも多くあったが、アイスホッケーで過ごした時間は充実したものだった。春大会で優勝した時も、秋大会で5位だった悔しさも、ずっと心に刻まれるものであると感じている。

来年は東大が2部を優勝している姿を見たい。

僕は四年間の部活人生でいろんな人に支えられてきた。それは部活内の人だけでない。理不尽な量とタスクを一緒に乗り越えた総務の同期達、深夜練後宿がない僕を泊めてくれた同クラ、膨大な課題を一緒に取り組んだ学科の友人、さまざまなサポートをしてくれた家族、そのほかにもいろんな人に支えられた。誰か欠けていたら、僕は部活を続けられなかったと思う。本当にありがとうございます。

最後になりましたが、普段の現部の活動をご支援してくださるOBOGの方々、誠にありがとうございます。今後とも変わらぬご支援のほど何卒よろしくお願いします。