【氷上の追憶2021 VOL.6】門脇 圭哉

経済学部/東京学芸大学附属
DF #51 門脇 圭哉
2021 ALT. CAPTAIN

新年明けましておめでとうございます。昨年も例年と変わらぬ多くのご支援、ご声援本当にありがとうございました。

振り返ってみると、大変な一年でした。

新体制始まっていきなり3ヶ月の活動停止。新歓はできるのか、春大会は開催されるのか、そもそもリンクは使えるのか、不確かな事態の連続でした。個人としてもスキルが思うようにのびず、焦り、自分のことで精一杯でした。結果春大会は優勝しましたが、どこかでモヤモヤした気持ちを抱いていました。これは同期の6人も皆同じだったと思います。

春大会期間中、後輩が部活を辞めたいと言い出した時、ハッとさせられました。自分たちの追い求める理想のチーム像は何なのか。一体感を持って活動するにはどうすればいいのか。

振り返ってみると、この問いとは常に隣り合わせだったように感じます。自分が4年生になる以前から、清水さん、大西さんの代の話を聞き、れいさんと帰りの車で話し合い、自分なりの答えを探していました。3年生になったとき、チームドリームが掲げられ、これはいけると確信していました。

が、甘かった。

春大会が終わり、もう一度その問いと向き合いました。同じような壁にぶつかったであろう、先輩方の追憶を読み漁り、考え続けました。

正直な話、絶対的な正解は今も見つかっていません。そもそも正解なんてものはないのだとも思う。

ただひとつ、考えているなかで浮かんだのは2年生の時お世話になった、同じディフェンスのみのさん、灘さん、史哉さんの存在でした。
ホッケーのことはもちろん、競技外の部活の在り方とかも含め、後輩の考えとか悩みとかを聞いて、より良い方向に進むために時間と労力を割いてくださりました。感謝してもしきれません。

それからというもの、他人に関心を持とうと意識しました。後輩を筋トレに連れて行くとか、ビデミ一緒にするとか、氷上で見て教える時間を作るとか、ビジター誘うとか、悩みを聞くがてらご飯に行くとか。
ただ自分も納得いくまでそれが実行できたかというと、そうではありません。それが唯一の心残りです。

後輩に伝えたいことは、もっと他人に関心を持って欲しいということ。コロナの影響は否めないけれど、コミュニケーションの量は減っていると思います。練習中とかミーティングではもちろん、部活始まる前とか、帰りの車とか、話す時間を大切にして欲しい。部活に対する理想も、育ってきた環境も、ホッケーの歴や考え方も異なる約30人のチームが、前に進み強くなっていくのはそう簡単なことではないと思います。もちろんチームの理念とかも大事だけれど、先輩後輩同期関係なく、お互いを理解するための小さな努力の積み重ねを大事にして欲しい。そうすればもっと強く、もっと魅力的なチームになると思います。

それからもうひとつ。これは主に大学からホッケーを始めた後輩へ。
この先、何度も壁にぶつかると思います。自分たちより数年長くホッケーをやってきた人たちと互角にやりあうのは、そう簡単なことではないし、諦めたくなる時もあると思います。でもそこで踏ん張って欲しい。自分はなれなかったけど、大西さんとか大園さんとかみたいに、本当に大学から始めたのか目を疑うような選手になって欲しい。並のプレーヤーで終わらないで欲しい。そんな背中を後輩に見せることが、この先この部が強くなっていくために必要だと思うから。

などと堅苦しいことをつらつら書いてきましたが、やはり後輩たちにはホッケーを楽しんで、一回一回の部活を楽しんで、笑顔で引退していって欲しいというのが1番の願いです。大好きな後輩たちが、氷上で躍動し、輝いている姿を観客席から眺めるのが今からの楽しみです。まずは春大会、頑張ってください。応援しています。

最後になりますが、いつも遠くから応援してくださった釧路、花巻の皆様、コロナという大変な状況の中でも練習の場を提供してくださったリンク関係者の皆様、大会実施のために尽力してくださったアイスホッケー連盟の皆様、自分の活動を理解し応援してくれた両親、毎年変わらぬご支援をくださったOBの皆様、常に自分の目標であり続け、多くの学びを与えてくれた先輩方、春大会・七大戦優勝という最高の景色を見せてくれた後輩たち、そして何より、4年間苦楽を共にし、くだらないことで笑い合ってばかりの大好きな同期、全ての方々に感謝を申し上げます。

4年間本当にありがとうございました。