工学部/栄光学園
FW #99 藤田直樹
こんにちは。新4年生の藤田直樹です。僕の決意は、三つあります。
一つ目は上達することに対して貪欲であることです。毎回氷上で必ず何かしらを上達させようと思うし、行けるビジターには全部乗ろうと思います。もしかしたらカチコミにもあがらせて頂くかもしれません笑 自分のビデオを見るのは本当は嫌いなんですけど、基本的なスケーティングから動き方まで一つ一つを見直さなければいけない。上手い人の試合動画も沢山見たい。21の大人が公園でグリーンビスケットを扱ってるのはダサいけれども毎日ハンドリングも練習したい。ロナウジーニョみたいに見てる人をワクワクさせれるプレーをしたい。出来れば泣く子も黙らせたいし、部内で幅も利かせていきたい。
あと一年しかありません。でも一年の時と気持ちは変わっていません。自分はまだまだ下手です。上だけを向いて頑張ります。最上学年として不甲斐ないかもしれませんが、同期や後輩達、遠慮せずにアドバイスをしてください。お願いします。
二つ目は楽しむことです。深夜にこんなスポーツをやっていると、時折無力感を感じます。自分が全く前進していないように思えます。そこそこ上手くなったからここまででいいんじゃないか?と投げやりに思う時もあります。社会が差し迫ってくる中でこんなことしてる場合か?と焦る時もあります。そういう時に楽しむことを忘れないでいようと思います。幸いなことに僕の周りには自慢したくなるぐらい素敵な人達がいます。かっこいい背中を見せてくれた先輩、個性豊かな同期、調子に乗った後輩、帰り道に通話してくれる友達、応援してくれる家族。この人達がいるから僕は頑張れるし楽しくいられます。
それに僕は、まだ本当の意味でホッケーの楽しさを知らないと思います。部に入った時からなんでこのスポーツをやってる人達はすぐにキレたり叫んだり泣いたりするんだろうって不思議でした。熱い血が流れてるんですかね?このスポーツには血液型を変えてしまうぐらいの楽しさがあるんですかね笑 自分も輸血されるべく精進していこうと思います。
最後は、自分の意志をもつことです。僕は自分の本当にやりたいことが分かっていません。将来についてもほとんど展望を持っていないし、進路や今までの選択も本当に自分のものだったか疑わしいです。周りの人達を笑かしてればそれでいいかなと思ってしまいます。笑いに対しても、本当はもっと面白くできるのになと思っていても周りに合わせてしまうことがよくあります。
それは氷の上でもおんなじです。自分がどんなプレーをしたいか分からなくなります。安易なパスを選択してしまいます。ゴールを本当に決めたいのかすら分からなくなります。
そんな自分を変えるべくこの一年間は、自分の意志を持ちベストだと思うプレーを自分の頭で考えて、実行し続けていきたいと思います。ホッケーについても人生についてもです。一年後に自分に対して納得できるように努力しようと思います。99番をつけてイキッてるだけだと思われて終わるのは避けようと思っています。イキリナンバーだって知らなかったんですけどね笑笑