【決意2022 VOL.9】小池 海人

理学部/本庄東
DF #3 小池海人
2022 ALT. CAPTAIN

さて、最上級生になった。昨年度は春大会、七帝戦で優勝することができた。今年度はさらなる高みを目指していきたい。

昨年を振り返っていこう。

① まずホッケーについて。もちろん日々の練習を通してスキルアップすることができた。少しだけ狙ってシュートを打てるようになったし、少しだけパックをキープできるようになった。ただ目に見える成長をできたかと言われればそうではない。攻め出しの立て直しというゲームメイクに関することなど、課題は山積している。

② 次に成績について。前述のとおり2大会で優勝できたのでその点はすごくよかったと思う。ただ一番重要な秋大会では2部5位という結果で終わってしまった。事情により出場できない試合があったものの、非常に悔しかった。個人の成績で言えば、強力な攻撃陣のおかげでアシスト数は十分であったが、ゴールはシーズン通算3ゴールと自身の得点力の乏しさが目立った。

③ 最後に部の運営について。昨年までは先輩という大きな存在がいて、そこに甘えながら文句を言うばかりであった。効果的な助言はできただろうか。それは僕にはわからない。もっと言い方を考えたり、もっと視野の広い意見を言ったりする必要があったように思える。また、後輩にも十分に目を向けていられたかというとそうではない。ホッケーに関しても日常に関してもしっかりとしたアドバイスができた覚えはない。

 

以上を踏まえて今年度執行代になった身としての決意を語りたい。

① 順番通りホッケーについて。今年は誰から見ても「あ、こいつ上手くなったな」と思われるような成長をしよう。おそらく人生で本気でホッケーをやる最後の1年になるだろう。それを踏まえても最後に何か大きな成長を遂げたい。まず向上すべきはシュートである。コースが適当で速さもない今のシュートを治し、ゴールに突き刺さるようなシュートを打てるようになる。ハンドリングについても今は手元をずっと見てしまうので、しっかりと顔をあげながらプレーできるように練習する。そして昨年の反省点として挙げられたゲームメイクについて、リグループなどの際ただ一方的にパックを放るのではなくダメな時には一度戻ったりして、しっかりとゲームの流れを作れるようになる。ホッケーに関しては主にこの3点で目に見えた成長ができるよう努力しよう。

② 成績について。今年はもちろん部としてもそして個人としても春大会・秋大会・七帝戦の3冠を達成したいと本気で思う。正直もう悔しい思いはしたくないし、それがない最高の1年にしたい。個人の成績としては、ホッケー最後の1年ということもあるので貪欲にゴールを狙おう。もちろんFWにパスを供給してアシストをつけることは前提として、その中で自分でもチャンスを作り出しゴールを狙っていく。数字として具体的な目標を定めておくとシーズン通算7ゴール以上である。ぜひ達成したい。

③ 最後に部の運営について。今年はもう先輩という存在がいない。そして自分が文句を言われる立場にある。まずは昨年の反省も踏まえ、先輩としての意見をしっかりと表明し、それが後輩からも全て見えるようにしよう。その上で、昨年自分がそうさせてもらっていたように後輩からもどんどん意見や文句を言ってもらえるような雰囲気を作ろう。正直チームの中での意見の衝突は免れ得ないことである。だからこそこのように雰囲気や形から整備していく。後輩へのアドバイス・指導についても、最上級生になった以上苦手だとかウダウダ言ってられない。たとえ伝わりづらくても懇切丁寧にアドバイスをしたり、試合の動き方などについての指導を僕自身から積極的にしたりしていこう。

以上が今年度の僕の決意である。月並みで退屈な決意に見えるだろう。どうせ達成できないと思えるだろう。それについて異論はない。ただ、学生スポーツをやる人生最後の1年として決して後悔することがないよう、お世話になった人たちにしっかりと恩返しができるよう、精一杯この決意を実現していこうと思う。

結びになりますが、昨年度は保護者やOBOGの皆様、檀野監督をはじめとする多くの関係者の皆様から多大なるご指導、ご声援を賜り心より感謝と御礼を申し上げます。今年度も皆様のご期待に添うべく精一杯努力してまいりますので、より一層のご指導とお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。