【決意2021 VOL.6】高瀬滉平

工学部/都立国立
FW #10 高瀬滉平

正直な心情を言えば、執行代になる覚悟などできてない。自分の代の本当に馬鹿な不祥事とコロナの休止期間で一年近く氷上経験が少ないし、それを差し控えても決して技術的に上手い代とは言えない。何よりもうまくなる努力を怠ってきたのは、自分だ。一年の頃は氷上に乗るだけでうまくなるし、何も考えずに部活をしていた。二年の頃はちょっとした怪我が多く、氷上にあまり参加できない時期もあったが、特に思い悩むこともなかった。向上心はないわけではなかったが貪欲にうまくなってやろうって覚悟はなかったし、ビデオも一通りチェックしてそれで終わり。細部まで研究しフィードバックして次に生かそうなど思っていなかった。そして3年になってようやく自分がどうしようもなく下手なことに気が付く。それまでの自分の態度を変えて頑張ろうと思ったけれど、総務の運動会全体の業務はたくさんあるし、学科も本当に忙しい。アイスホッケーをやるのだってタダじゃない。バイトしてお金をためなきゃいけない。家は八王子で他の部員より遠い。往復3,4時間かけて氷上練習。そんな不平不満を並べて、結局2年の時と同じようになんの志のないまま過ごしてしまった。本当に後悔している。でも後悔したところで何も変わらないことはわかっている。後悔は教訓に変えて進んでいかなければならない。

今年度の部活に臨むにあたり二つ決意をここに記したい。

一つ目の決意はまず自分がうまくなること。

おそらく今年も去年かそれ以上に部活外のタスクは多いだろうし、部内の仕事も多くなる。

その中で自分の技術向上を志すことは大変難しいことなど頭ではわかっている。でもこのままの技術の拙さで頼りがいのある執行代になれないし、何より自分がそんな下手な自分を許せない。文字に起こしても実行しなければ意味など持たないのでさらに細分化すると

まず、フィジカルをもっと強くしたい。今まで筋トレや栄養補給のことについては決められた最低限をこなしているだけだった。自分で考え実行し習慣化できるようなる。もう一つは自分や後輩の氷上のフィードバックをしっかりと行う。今まで漫然としていた氷上練習だが目標課題をしっかり意識し、細部の細部までこだわりを持ち練習効率を高められるようにする。後輩の技術的や戦術的指導ができるようにする。

二つ目の決意はみんなが楽しいと思える環境を作ること。

今のアイスホッケー部は技術の差が激しく、全員が満足するような練習を行うのは難しい。

難しくはあるが、なんとかしなければならないし、改善できず部員がずっと不満を抱いたまま部活生活を送るのは紛れようもなく執行代である私たちの責任だ。部員が不平不満を言いながら、だらだら過ごすような部活にしたくないし、後輩同期含めみんなが向上心を持って全力で活動できれば、執行代としてこんなに嬉しいことはない。

そんな理想論を語るけど、現実はそうはいかない。自分自身の過去を振り返れば、学業の課題が多いときや総務の仕事が多いときは正直部活を辞めたかった。なんでこんなに忙しい中、部活をしなければいけないのか意味がわからないと思っていた。部の体制にも不満を持つことも多かった。そんな感情を一人で抱え込むのは本当にしんどい。機械じゃないのだから人間の感情にムラがあって当たり前。誰かが精神的にしんどくなったときはそこに気づいてフォローするだとか、不満があるならば意見を聞いて部活の体制を変えたりしてみな満足できる部活にしていきたい。

後輩へ、部活生活を送る上で部活内外問わず本当に苦しいことは正直出てくると思います。その時は誰でもいいので、話しやすい先輩に不満をぶつけてみてください。私たち四年生は後輩のみんなが幸せで充実した部活生活を送れるように全力でサポートします。

最後になりましたが、平素より現部を支援してくださるOBの方々、私たちの代に技術指導をし、部の運営もしてくださった先輩方、部員の活動を日々支えてくださる保護者様及び関係者様、心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスの状況もあり、大変な年になると思われますが、皆さまへの感謝を結果という形でお伝えできるよう日々精進して参りますので今年度もよろしくお願いいたします。