工学部/早稲田
DF #43 大森基信
2022 ALT. CAPTAIN
新年明けましておめでとうございます。早いもので、ついに引退し氷上の追憶を書くことになってしまいました。
正直僕はこういった何か思い出を振り返る系の文章を書くのが苦手です。そして何せ時間がなさすぎます。大学4年生の1月がこんなに忙しくなるなんて想定外だと思いながら、これは言うべきかなと思う内容を殴り書きしていきたいと思います。恐ろしく拙い文章が出来上がる気がしているのですが、多めに見ていただけると嬉しく存じます。
何よりも大事なのが感謝です。部を去るに際して書く文章としては、これだけは欠かせません。
まずは我々部員一同の保護者の皆様、大学生活でホッケーをする上で発生する様々な特殊な場面において、絶大なサポートをしてくださり本当にありがとうございました。また特に僕は部活を理由に、親の脛は齧れるだけ囓ると言わんばかりに、様々な場面で家族に手助けをしてもらいました。この御恩は必ず返します。
次に先輩方、もちろん引退される前には公私共にお世話になりましたし、さらに引退されてからも試合に頻繁に応援に来ていただき本当にありがとうございました。
大囿さんの代の方々は、1年生だった僕からするとすごく大人に見え、貫禄があり、これが運動会の4年生かと感銘を受けさせられました。また、この代の方々は件のトラブルにより最もつらい形で引退されたにも関わらず、部に残された我々後輩のことを第一に考え、部の運営においても精神面においても強くサポートしてくださりました。頭が上がりません。
遠藤さんの代の方々は、2年間現役としてお世話になりました。部の運営上でお世話になるだけでなく、プライベートでも様々な遊びに誘っていただき、後輩として楽しく過ごしました。また自分が上級生になっていくという上で、どうなりたいか、どうあるべきか学ばせてもらうことが多く、個人的には「一番お世話になった先輩」という感じがしています。
遠見さんの代の方々には、お世話にもなったし、それに加え激しくご迷惑をおかけしました。先輩方の明るくフレンドリーな雰囲気に甘え、舐めた発言をしたことも多々あったと思います。本当に申し訳ありませんでした。しかしそんなときも全く嫌な顔を見せず、気さくに絡んでくださりました。また去年はその他色々とご心労を与える場面があったかと思いますが、最後まで部をまとめてくださり、大変ありがたく思いました。
また自分たちを支えてくれた後輩たちに大感謝です。僕個人としては、手助けしてもらう場面も多く、自分が先輩らしくできた自信が皆無なのですが、そんな僕にも適度に敬いつつ絡んでいただき嬉しかったです。
新4年生の代の人たちは、もはや僕より先輩らしいと思うほど、しっかりしていると感じさせられることが多く、様々な場面で手を貸してもらいました。コロナにより新歓が上手くいかず、人数が少なくなってしまった代ですが(その時の新歓に携わっていた身としては今も申し訳なく思っています)、今後きっと上手く部をまとめていただけるだろうと信頼させられます。ぜひ我々新O Bも、暇そうな奴らは上手いこと、こきつかってくれ。
新3年生の代の人たちは、明るく、ホッケーへの熱意も強く、部の雰囲気を良い方向へ持って行ってくれていると思っていました。僕は、2年生のときは2年後が東大アイスホッケー部の絶頂期だと意気込んでいましたが、彼らを見ていると間違いなくまだまだ強くなっていくな、感じます。よく声をかけてくれる人たちではありますが、奢るんで引退した後もご飯なりなんなり誘ってくれ。
新2年生の代の人たちは、人数も多く、またホッケーの練習に対して熱心で、練習のたびに上手くなっていくな、と見ていて面白かったです。一緒に過ごした時間は短かったが、様々な場面で人柄の良さや面白さを感じさせられ、引退が近づくにつれ、もっと仲良くしたかったと名残惜しく思っていました。今後はO Bとして応援させていただくのでよろしくお願いします。
そして最後に同期の人たち、今までこんな適当極まりないやつと仲良くしてくれてありがとうございました。正直いくつかトラブルはありましたが、逆にそのおかげで楽しかったこともあります。また思慮不足で僕がミスをおかしたことも多々ありますが、そのミスをカバーしたり、茶化したりしてくれてありがとうございます。残りの人生でおそらくまだまだ交流するだろうと信じていますので、今後ともよろしくお願いします。
以上、感謝で締め括ってもいいのですが、タイトルが氷上の「追憶」なので、個人的な振り返りも少しだけ。
結論「悔いなし」。とにかく人に恵まれた4年間でした。代が上か下にずれ、今まで関わってきた同期、先輩や後輩と関われなかった世界線を考えるとゾッとします。1年浪人してよかったです。もちろん悔いが残る瞬間もありますが、これを修正するために大学入るところからやり直せると言われても、その他の要素を含め、ここまでうまいこと行くのは難しいと感じます。それくらいには、楽しく満足した部活人生でした。
「まったく!!!!いい人生だった!!!!」