【決意2022 VOL.1】大森 基信

工学部/早稲田
DF #43 大森基信
2022 ALT. CAPTAIN

新年あけましておめでとうございます。旧年は並々ならぬご⽀援とご声援をいただき、誠にありがとうございました。

さて、ついに執⾏代になってしまいました。正直「えっ、もう?」という感じです。本⾳を⾔えばもう少し後輩でいて、先輩に雑な絡みをして睨まれるということを繰り返していたかったのですが、そういう訳にもいかなくなってしまいました。実際、コロナなどによる部活動停⽌期間などによって部で活動していた期間が短いのもありますが、⾃分が今まで 3 年間で⾒てきた 4 年⽣たちほど精神的に成⻑できていると⾔い切れないことが早いと感じてしまう理由として⼤きいと思います。今後⾃分の振る舞いがどうあるべきかを考え、その上で⾃分ができる最⼤限、部に貢献していきたいと考えているので、今年 1 年間皆様よろしくお願い致します。

(ということでこの「決意」も先輩⽅が書かれてきたものよりも拙い⽂章となってしまうことをお許しください。)

ただ上述のように焦りや不安を感じる気持ちもありますが、それと同時にワクワクもしています。依然としてコロナ禍という苦境に置かれてはいますが、僕は⾃分たちがかなり恵まれた代だと確信しています。戦⼒として充実しているということは⾔わずもがな、下級⽣まで含めて多くの部員が部のために何が良いかについて、しっかりと⾃分の意⾒を持っておりそれを発⾔できているからです。

そしてそれぞれの考え⽅の違いなどにより、ときおり発⽣する歪みを解消し、意⾒をまとめ上げ、チーム全体の⼒を最⼤化することが 4 年⽣となった⾃分たちの仕事であると考えています。そのために僕は⾃分がどうしたいかではなく、まずは皆がどう考えているのかを聞くことに努めたいと思っています。

また S&C チーム⻑としても、どのような施策が部全体にとって⼀番良いのかをよく考え、話し合い、実践していきます。特に、今年度は部内での競争意識を⾼めることの必要性を重視しているため、フィジカル⾯でもそれに適した環境を作り出したいと思っています。

とまあそんなこんなについて考えつつチームをレベルアップさせ、⾃分たちもやっていて楽しい、そして観戦に来ていただいた⽅も観ていて楽しいホッケーを⽬指して頑張っていきますので、今年度も応援よろしくお願い致します。

ここまでがチームに対しての⾃分の姿勢になります。いつもヘラヘラしているように⾒える⼤森もこういうことを考えてますよっていうのを⽰せたのではないでしょうか。

ここからはアイスホッケーに対する個⼈的な感情です。4 年⽣になったと⾃覚したときに強く思ったのが、部活としてできる残りたった 1 年間、とにかくアイスホッケーを楽しみたいということです。幸運なことに今まで僕はアイスホッケーがつまらなかったり苦しく思ったりしたことが全くなく、これがあと 1 年で終わってしまうことに寂しさを感じています。

そして最⼤限楽しむために⾃分⾃⾝のスキルを磨きたいと思っています。いつかは忘れましたが何かのミーティングで松井と⼩池は⾃分が上⼿くなるよりも、周りの⼤学始めのプレイヤーが成⻑していく⽅が嬉しいというようなことを⾔っていて、尊敬の念を抱いたのですが、⼀⽅で僕は申し訳ないと思いつつも⾃分が上⼿くなる⽅が嬉しいな、などと考えておりました。もちろん⾃分の知識を下級⽣に還元しなくてはならないと分かっているので、育成にも⼒を注ぎたいですし、チームの勝利こそが⼀番⼤事だと思っていますが、なんといっても⾃分の成⻑も譲る気はありません。シュートや 1 対 1、ハンドリングなど 2022 年に解消したい課題は挙げたらきりがありませんし、その課題も時間さえあれば⾃分はクリアできると思っています。残り時間の短さに焦りつつも、⽬的意識を持って練習に取り組み、着実に成⻑していきたいと思います。