【春大会2021】□東京大学 3-2 筑波大学■

7月4日(日)に行われた秩父宮杯第68回関東大学アイスホッケー選手権大会・筑波大学戦の結果をお知らせいたします。

□東京大学 3-2 筑波大学■
1P 0-1
2P 0-0
3P 2-1(G#16/G#87 A#3)
OVT 0-0
PSS 1-0(G#88)

Game Sheet: http://tihf.jp/doc?did=162539018772697400

以下、部員による試合の振り返りです。


第1ピリオド
ともにここまで全勝の筑波大学と東京大学、最終戦は事実上の優勝決定戦となります。試合開始直後からアタッキングゾーンにパックをこめる展開が続きますが、守りを固める筑波大学を相手になかなか得点の機会を得ることができません。守備の面では1本のシュートも許さないまま時計の針を進めるなか、ピリオド残り70秒、#3小池のスティックチェックが不運にもトリッピングと判定されてしまいキルプレーのピンチを招きます。勢いそのままにしのぎ切るかと思われましたが、守りの隙を突かれピリオド残り1秒で先制点を許してしまいます。

第2ピリオド
1点を追うビハインドとなった第2ピリオド、まずは同点とすべく攻勢を続けます。#16松井・#87中村・#88竹本が攻撃の起点となりゴール前まで詰め寄る場面が増えたものの、相手キーパーの好セーブに阻まれ無得点に終わります。しかしながら、引き続きディフェンス陣が被シュート本数を0に抑え、次ピリオドの反撃に向けて流れを作ります。

第3ピリオド
ベンチに焦りが生まれるなか、セットを先日の駒澤戦と同じものに戻して反撃の機会を窺います。すると早速ピリオド開始1分後、#16松井がニュートラルゾーンから一気に4人の相手ディフェンスをかいくぐって同点ゴールを決めます。さらには直後、#88竹本が流したパックを#87中村がコーナーからスロットまで運びシュート。これが相手キーパーの股下をくぐり抜け、2-1と勝ち越します。そのまま東京大学は攻勢を続けますが、ピリオド開始8分後、#15澤田と#87中村が立て続けにペナルティを取られキルプレーとなってしまいます。#3小池の好プレーで5対3のピンチをしのいだものの、5対4になってから筑波大学のシュートがポストに当たってゴールとなり、試合はふたたび振り出しに戻ります。その後は両チーム守備を固め、同点のまま第3ピリオドを終えます。

オーバー・タイム
3対3のサドンデス方式でオーバー・タイムに突入します。途中相手のペナルティにより4対3のパワープレーとなりますが、攻撃をうまく繋げることができずシュート本数を2本に抑えられてしまいます。5分間両者得点を許さず、決着はペナルティ・ショット・シュートアウトで付けられることになります。

ペナルティ・ショット・シュートアウト
東京大学は後攻。2人目の#88竹本がゴールを決めたものの、決着がつかずサドンデス方式となります。緊迫した雰囲気が流れるなか、サドンデス4本目で再び#88竹本がゴールを決め、直後#1岸本が守り切って勝利を決めました。

優勝決定戦に相応しい接戦となりましたが、なんとか勝利を掴み取ることができました。たくさんのご声援、誠にありがとうございました。次の秋大会でも輝かしい成績を残せるよう練習に励んでまいりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。

#1 岸本 大聖


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