
工学部/西大和学園
FW #65 】水野 聡太郎
本年度、Alternative Captainを務めます、#65 水野です。
以下が僕の決意です。
気が付けば、最後の一年が始まっていた。
そう感じるのは、きっとこれまでホッケーと正面から向き合うことから逃げ続けてきたからだと思う。
2年までは大事な試合に出ることもできず、得点に絡むこともなかった。
どこか観客のような気分でリンクに立っていた。
「アイスホッケーが楽しければそれでいい。」
ずっとそう思っていたし、3年になってもそのスタンスは変わらなかった。
でも3年の夏頃、自分と他の部員との間にある熱量の乖離に気づいた。勝ちたいと思っている人間と何も考えていない自分。当然、信頼されるはずもなく、いつの間にか勝手に疎外感を抱くようになっていた。
そこからは悪い方に流されていくばかりだった。
勉強や環境を言い訳に自堕落な生活を送り、ホッケーのことを考える時間も減っていった。
同期と絡んでもどこか楽しくない。
同じチームの仲間というより、たまにホッケーを一緒にやるくらいの友達くらいに感じていた。
この頃、俺はこの部活が嫌いだった。アイスホッケーも楽しくなかった。
ただ、ダイエットのためだけに、部活を続けていた。
転機は筑波戦の得点だった。
土壇場で決めた同点ゴール。
あれは気持ちよかった。嬉しかった。
点を決めてベンチに帰る時、皆が喜んでくれるのを見て初めて「帰属意識」というものを感じた。澤邉さんも、同期も、皆が俺を信じて、認めてくれていたことにようやく気付けた。
久しぶりに、ホッケーが楽しかった。俺に足りなかったのは、得点だけだった。

だから俺は、全部「点を取れなかったこと」が悪いと思うことにした。
2年まで試合で活躍できなかったのはもちろん、点を取れなかったのが悪い。
信頼されなかったのも、経験者なのに点を取れな
かったから。
ホッケーが楽しくなかったのも、点を取れなかったから。
疎外感を感じたのも、点を取れなかったから。
振られたのも、停部になったのも、この3年間があっという間だったのも、全部、点を取れなかったからだ。
きっと俺に期待されてるのは、かっこいい背中でも、憧れられるような先輩像でもない。ただ、ゴールを決めることだ。
だから、今一度決意しよう。
俺の決意はただ一つ。点を決めること。
そのためにできることは全部やる。毎日のハンドリング15分、週三回の筋トレ、練習の振り返り。小さな積み重ねを、最後の一年、妥協せずにやり切る。「楽しければそれでいい」というスタンスを捨てるつもりはない。でも点を取らないと楽しくないなら、取り続ければいい。うるさいことを言ってくるやつがいるなら、点で黙らせればいい。その先に、きっとチームの勝利がある。
俺がAマークとして、FWとして、このチームのためにできることがあるとすれば、それはただ一つ。ゴールを決めること。
この一年は逃げずに、最後までホッケーと向き合う。
以上。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。