工学部/開成高校
FW #10 水田 尚希
本年度、副将を務めさせていただく水田尚希と申します。
昨年度も大勢の皆様から多大なるご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございました。本年度はさらに精進してまいりますので、変わらずお力添えいただけますと幸いです。
最高学年として、ラストイヤーとして、副将として、広報チームの長として、そして一プレイヤーとして。それぞれの立場としての想いはあるものの、ここでは一緒くたにして本年の目標を掲げる。
一 唯一無二のプレイヤーとなる。
二 多大な応援に対し胸を張れるチームであり続ける。
三 部員全員がこの部に捧げて良かったと思えるチームにする。
各目標について、簡単に思いの丈を以下に記します。
一 唯一無二のプレイヤーとなる。
2年生から試合に出してもらえる機会は多かったが、ほとんどの試合で無力感を感じた。自分の最大限を出そうと努めてはいたが、チームの勝利に貢献できるほどの実力が無かった。だが、今年は一つ上の代が抜け、自分らが結果を出さなければ試合に勝てない。そのような中、掲げた目標が「唯一無二のプレイヤーとなる。」だ。自分は絶対ここは負けない、圧倒できるというものがあれば、どんな相手に対しても戦えると思う。その武器があれば、チームの勝利に多大な貢献ができると考えている。そのために、妥協なく努力を重ねていく所存だ。
もう少し具体的な目標も掲げておく。「自分の点で試合に勝つ。」だ。
大事なところで試合を決める点を決める。負けそうな展開を自分の力で覆す。そんな活躍を目指す。
二 多大な応援に対し胸を張れるチームであり続ける。
昨年の入替戦。あんなにも遅い時間に150人以上の人が試合に来てくれていた。インスタライブを通じて観戦してくれた方もいる。試合を見れなくても勝利を願ってくれた人はもっといる。それを目の当たりにして、改めて多くの人に支えて頂いていると実感した。そして、この支えに応えるチームでなければならないと再認識した。「応える」というのは単なる結果のみならず、日々の練習に対する姿勢や、ご支援に対する感謝の気持ちなどで常に応えるということだ。そのようなチームであり続けるよう、自分が率先して示していきたい。
三 部員全員がこの部に捧げて良かったと思えるチームにする。
大学生活をこの部活に捧げることはとてもレアだと思う。その中でも人によっては苦しいことが多いこともあるだろう。でも、部員皆がこの部にいてよかったと思える瞬間を増やしたい。自分が理想とする部活は、部員全員が部活を愛し、部員を愛している部活だ。そのような部活にしていくために、1人1人がやってて良かったと思える瞬間を生み出すべくチームを育てていきたい。
さいごに。
個人的な話だが、ここまで3年間は様々なものと両立しながら部活に取り組んできた。新歓代表をやったりなど最大限の時間は部活に割いてはきたが、学業を含め他での活動の負担は少なからず影響はあったと感じているし、自分の大学生活において予め覚悟していたものでもある。だが、今年は違う。間違いなく一番ホッケーに賭する年となり、部について考える年となる。そして、最終年として決して塗り替えることのできない結果が、月日の流れに沿って刻まれていくという自覚を持ち続けなければならない年となる。その覚悟はできている。
これからの1年間は大学生活4年間の集大成であるだけでなく、これまでの人生を通しての一旦の区切りとも言える。そのために何をするか。思考するか。ここまでの3年間の部活を通して明らかなように、答えはない。必ずしも前進しているとは限らないし、気づかぬうちに何かが崩壊している場合もある。
だからこそ、全身全霊でこの部での残り1年間に絶えず向き合い、もがき、挑み続けていく。
そして、春大会、秋大会、七帝戦、入替戦。全部勝って、その先の景色を見ることができるように突き進んでいく。
同期へ。3年間、色々な景色・考え・感情を共有してきた。どんな時も支え合って進んでいこう。
後輩へ。みんな明らかに成長してきている。全員が主役だ。妥協なく一緒に頑張ろう。
檀野監督、久保コーチ、OB・OGの皆さま、両親へ。個人・チーム共に素晴らしい一年にします。本年度もご指導・ご声援よろしくお願いいたします。
以上で決意を締めさせていただきます。改めて、一年間、何卒よろしくお願いいたします。