【決意2025 Vol2】小原 誓

 

教育学部/洗足学園
MG #428  小原 誓

 

今年度、スタッフ長を務めさせていただきます、小原誓と申します。

昨年も例年同様、多くのご支援及びご声援をいただき、誠にありがとうございました。

昨シーズンの入れ替え戦には約150名の方々が東伏見まで足を運んでくださり、改めて皆様のおかげで貴重な経験をさせていただけていることを強く実感いたしました。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

つい先日まで入部したばかりだと思っていましたが、いよいよ執行代としての1年がスタートし、早くも1ヶ月が経過しました。

執行代として過ごす1年の目標として大きく3つの目標を掲げたいと思います。

 

1.全員が「自分の行動がチームの勝利に繋がっている」と思えるチームにすること

1つ目は、チームとしての目標です。ベンチ入りしているプレイヤーはもちろん、下級生やスタッフを含め、全員が自分の行動に責任を持って勝ちにこだわるチームにしたいと思っています。

そのために、執行代として、下級生がやりたいことに挑戦できる環境を作っていきます。そして、サポートできるところは積極的に支えて、その挑戦を無駄にしないようにしたいです。

もちろん、後輩の挑戦を後押しするだけではなく、私自身、勝ちにこだわり、やり抜く姿をチームに示し続けたいと思っています。

 

2.スタッフとして、勝利への提供価値を最大化させること

2つ目はスタッフとしての目標です。

スタッフの存在意義や成果は目に見えないことの方が多く、「スタッフに存在意義があるのか」という悩みは、時を超えて、競技を超えて、体育会のスタッフの多くが感じる壁なのかもしれません。

正直、ただ仕事をこなすだけでも提供価値がゼロだというわけではありません。ですが、時にスタッフが自分達やその仕事の存在意義に迷うのは、その提供価値が小さいと感じるからなのかなと思っています。

スタッフは氷に乗ることはできません。だからこそ、勝利に対する提供価値はもともとあるのではなく、自分で作り出していく部分が大きいと考えています。現状に満足せずに上を目指し続けて価値を高めていくことによって、チームに貢献するのはもちろんのこと、スタッフ自身の成果の実感にも繋がればいいなと考えています。

 

3.「誓がいてくれてよかった!」と思われる人間になること

3つ目は私個人としての目標です。

よく、「〜さんは素晴らしいスタッフだった」という言葉を聞くことがあります。

私自身が直接長くご一緒した先輩方は範子さんと慶さんだけでしたが、実際に執行代として過ごしてみて、改めて、いつもわがままを温かく受け止めてくださった範子さん、いつも部活を楽しく明るくしてくださった慶さんの偉大さに気づかされています。

先輩方と全く同じになることはできないかもしれませんが、私も私なりの関わり方で全力を尽くし、引退する頃には、部員全員に「誓がいてくれてよかった!」と心から思ってもらえる存在になりたいと思っています。

そのために1つ、今年は、迷ったらやってみるということを心掛けていきたいです。

これまでスタッフとして部に関わる中で、「プレイヤーには私にわからない事情があるのかもしれない」とか「これを言ったら迷惑かもしれない」とか、いろいろなことを考えすぎた結果、結局なにも変えられなかったなと思うことが多くありました。

時にお節介だなと思われることもあるかもしれませんが、今年は「言いたいことは言ってみる、やるか迷ったことはやってみる」を徹底し、1年を終える時に完全にやり切ったと思えるようにしたいです。

 

最後に、改めまして、ご支援くださるOB・OGの皆様、檀野監督、保護者の皆様、小笠原さん・馬場さん・益山さんをはじめとするVillaあしはらの皆様、応援してくださるすべての皆様に心より感謝申し上げます。

2025年もよろしくお願いいたします。