【決意2025 Vol1】塚原 壮哉

 

 

文学部/栄光学園
DF #19  塚原 壮哉

 

まずは、OB、OGの皆様や保護者の方々をはじめとして、昨年度は多大なるご支援誠にありがとうございました。

さて、本年度の決意のトップバッターとして投稿させていただきましたが、これを読まれている読者の方々の中には「ん?コイツ誰や?」と思っている人がいるかもしれません。そこで簡潔ではありますが、軽く自己紹介させていただこうと思います。

ディフェンスを務めている#19の塚原壮哉と申します。昨年度は公式戦、入替戦等の檜舞台に立つ機会が少なかったため、あまり僕の印象を持っていない人が多少いるかもしれませんが、本年度から4年生として活動させていただきます。

本年度のチームの全体目標は「公式戦全勝」です。決して容易に達成することができないこの目標に対しての想い、決めた経緯などについては主将の澤邉とかが詳しく書いてくれると思うので、自分は個人目標を立てます。目標はざっくりと2つ、「信頼」と「全力」です。

まずは「信頼」について、ホッケーのプレーという観点から見れば、ディフェンスというポジションは敵の攻撃を阻止して、攻撃を展開する際はその起点となるよう動く、という他のプレイヤーからの「信頼」の基に成り立っていることから、残された1年間でプレーの安定性を上げて「信頼」されるプレイヤーになる。これが今一番の課題であるのはもちろんですが、僕が欲しい「信頼」は何も氷の上だけではありません。恥ずかしい話ではありますが、僕は昨年、新歓氷上でスタッフ業務に興味がある女性の新入生と衝突したり、氷上帰りに速度超過で免許停止になったりと、今でもフラッシュバックして頭を痛めるような、ヒジョーーーに無様な醜態を晒しました。今、そんな僕に対する「信頼」はどうなのか、火を見るより明らかでしょう。アイスホッケー部において4年という位置は、いつまでも受動的な、ママっ子みたいな姿を出すところではありません。今年は醜態0を目指して「信頼」を取り戻し、チームの支柱になります。

次に「全力」について、これは言葉の通り残された1年間を全力でやり遂げることを目標としています。特に氷の上でのパフォーマンスについて、プレーを安定させることが一番の課題だと先述しましたが、スケート技術の向上、視野の拡大、ホッケーIQの養成、体力作りなど、安定化の実現のために必要なことを完璧のものに仕上げるには1年という時間はあまりにも足りません。しかし、いくら嘆いてもあと1年しかない。この緊張を強く感じて、なおかつ楽しみながら残りわずかとなったホッケーライフを過ごしたいと思います。また、昨年あまり出番がなかったという話をはじめの方でしたので、それの関連とはなりますが、昨年の12月にあった入替戦で、卒業した木村さんの代を含めた東大アイスホッケー部が「1部昇格」という夢に挑戦して、敗れてしまった瞬間を目の前で見ました。その時の僕は、大いなる夢への挑戦に全く加担することができませんでした。やはりホッケープレイヤーたるもの、氷の上に乗り、魅せて結果を出してなんぼです。その時に味わった悔しさをバネに日々のホッケープレーに向き合うことを決意させていただきます。

最後に、重ねてにはなりますが、OB、OGの皆様、保護者の方々、檀野監督、遠藤さん、大森さん、小池さん、久保コーチをはじめとして、部員が活動を行いやすい環境にいれるよう日々サポートして下さる全ての人に感謝を申し上げます。

昨年久保コーチからはたくさん「塚原、頼むよ〜」とため息まじりに言われました。何回言われたのか、春頃から数えていません。個人的流行語にノミネートされたこの言葉、今年は根絶させてみせます。

今年も何卒アイスホッケー部をよろしくお願いします。