決意2019 FINAL #34 大囿勇也

主将
麻布 FW#34 大囿勇也


 

新体制となって早くも1ヶ月が過ぎてしまいましたが、2019年の東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門(以下東大アイスホッケー部)の主将を務めます大囿勇也です。今まで東大アイスホッケー部を応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます。今年は”2部で戦えるチーム”を目標に掲げます。未熟な私たちですが精一杯頑張りますので、どうぞ変わらぬ応援をよろしくお願いします。

ーよくある問答ー

 何故この大学に入ったのかーーー医者にはなろうと思わなかった。だとしたら理系で東大志望は自然だと思った。浪人したら入れた。

 何故スポーツなのかーーー体を動かすのが好きだから?

 何故サークルではなく運動会なのかーーー別にどっちでもよかった。新歓で回って一番惹かれたのがアイスホッケー部だった。

 何故アイスホッケー部なのかーーーかっこよかったし、こんなに難しいスポーツがあるんだと衝撃を受けた。そんなアイスホッケーに挑戦すること自体にワクワクした。加えて、正直に言えば日本で競技人口がこんなに少ない競技だったら活躍できるだろうと思っていた。

 何故活躍したいのかーーーー自分の力が結果として実感できれば爽快だと思ったから。

これ以上続ける必要もないと思う。1年生の入部した頃を思い返してみたが、多分上みたいなことを言うだろう。その中には組織をもっとよくしたいだとか、いわゆる人生経験のためだとかそういったことは一切入っていない。こんな気分ときっかけから始まって、まだ僕は同じ部活にあり続けている。

 

 

東大アイスホッケー部にいて2年と9ヶ月くらい、僕の部活でのあり方はちょっとづつ変わったてきたんだなと感じる。1年生の時はとにかく自分の上達が一番だった。リンクのあまりのスペースを使うことが多かった印象だが大きな不満はなかった。というよりも毎氷上が楽しかったと思う。そのかわり(?)、陸トレは上級生と同じメニューだったし三年間の中では一番きつかった気がする。試合には全く関わらなかったが、この年の試合は観客席から見ていて素直に面白かった。ただ東大アイスホッケー部の当事者として春、秋の大会に関われていたのかというとちょっと怪しい。

2年生になると全体の練習に混ぜてもらえるようになった。試合に出る、ということを始めて意識したのは年始だった気がするが、2月か3月の合宿で個人のレベルに応じてレベルを分ける練習が出てきた。今年も戦力にはなれないのか、とか自分たちのレベル相手だと上級生の練習相手にすらならないのか、など結構複雑な気持ちになった。春大会では”3点差がついたら出場”のような指示でベンチに入った。正直、僕ならそこでそんなミスはしないと試合を見て何度も思った。実際には試合に出るだけの能力はなかったのだろう。でも言われる側からすればお荷物みたいな扱いに悲しくなった。せめて出られないだけのはっきりした根拠とか説明があればよかったのに、今でもそう思う。

夏になると、自分にとっての幸運もあってちょこちょこと国公立戦に出してもらえたり、夏合宿でも3セット目に混ぜてもらえたりして成長する機会をもらえた。迎えた秋大会はFWが2セット回しで、その人たちが疲れたら適宜投入、のような形だった。その適宜投入人員として、かなり微妙な立場にいた僕は結構イヤなヤツだったと思う。ちょこちょこ試合に出る中で、2つのシーンは鮮明に覚えている。引き分けた横国戦で止められたシュートと、負けた昭和戦での失点である。横国戦では2-0の決定機だったし、昭和では相手のエース近くで安易にパックを持とうとしたことが原因だった。横国で点を取っていれば、あるいは昭和の失点がなければ、今でも東大は2部に残っていたのかもしれない。試合に出るということの責任、自分の甘さを思い知らされた。

3年生として過ごした1年間は上手くなれない自分、なんとも微妙な部活のあり方に悶々としていたと思う。一つだけ去年のチームの不満を言わせてもらうと、ベンチでコーチ陣が怒鳴り合いをするなどあり得ない。チーム内に敵対関係があって良い訳がない。2セット目のセンターをさせてもらうことが多かったが、ウイングの二人を活かしきれない、セットで点を量産できない壁が打ち破れなかった。努力はしたつもりだった。だが宙ぶらりんな感情が残った。

 

 

妙に心に残っている言葉に”神は細部に宿る”といったものがある。格言は全く好まない僕だが、なんだかすごくしっくりきてしまった。大半が1年生からアイスホッケーを始めてたった四年の間に結果を残すことはそんな簡単な話ではない。試合の勝利が結果だとするならば、それは日々の練習、それだけに限らず一瞬一瞬の思考、行動がほぼ決定するものだと思う。目標はシンプルに、考え行動し続けることが主将にとって最も大事なことだと信じている。

なんのために東大アイスホッケー部にいるのか、それは自分で見つけるしかない。ただ僕は、本当にありきたりな言葉だが、本気で打ち込める、打ち込んでよかったと思える部活であってほしいと思う。

 

 

最後に、一人の選手としての小さな野望を書き留めておこうと思う。僕はやっぱり得点に絡みたい。ゴール前で汚く取ろうが、完璧なパスからの完璧なシュートでも良い。ゴールだけでなくアシストも一人か二人つくみんなで取った得点をたくさん生みたい。

書きたいことはたくさんあるが、それを書くには余白が狭すぎるのでここまでにしたいと思う。

 

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